しりとりにまつわるどうでもいい話
娘はしりとりが好きなんだ。毎日のようにしりとりで戦いを挑んでくる。最近は寝る前にするのが習慣のようになってしまった。
そこで起こった事件がこれなんですけど
今夜は寝かしつけ時にいつものように4歳としりとりしてたらうっかり勝ってしまい、娘が負けを受け入れられずに泣き、更に眠い時の不機嫌と相まったのかだんだん咽び泣く感じで過呼吸気味にまでなり、なんとかなだめすかして寝たと思ったら息子がうまく眠れずにギャン泣きでハードデイズナイトでした
— ちか てつ子 (@chikatetsuco) 2019年9月2日
いつもはなるべく引っ張って考えてる途中で寝ちゃうような流れにしたり、わざと「ん」がつく言葉を言ったり「考えつかないよ~降参~!」と言ってこちらが負けみたいな感じで終わらせてなるべく気持ち良く眠ってもらうんだけどさ…書いてて羨ましくなってきたな、私もそんな風に寝かしつけてほしい
話がそれたけどわざと負けるのって意外と難しい。早すぎると「わざと感」が色濃く出すぎるし、遊び足りなくて不満なので2回戦を挑まれることになって意味がない。
しりとり→りんご→ごりら→らいおん
早い。早すぎる。確実に怒られる。
ごりら→らっぱ→ぱんつ→
この流れはやはり踏まなければいけない。
こぶた→たぬき→きつね→ねこ
もやりたいよね?しかしここで気になるのは「こぶた」の若干唐突な、ある種の乱暴さである。こぶた…もはや豚である必要性もない、子犬でも子猫でも子羊でも…ただ次の「たぬき」に繋げる為だけに無理やり作られた概念…
そんなことを考えながら頑張ってしりとりを続けているうちにやはり眠くなってくる。思考力が低下していた私は、娘が今世紀最大のドヤ顔で繰り出した「ルビー」にうっかり「ビール」で打ち返してしまったのだった。ル…ルビーを出してしまった直後のル…
「ル…ル…」と言いながら娘が崩れ落ちた。「ルがない…ルがないよ…」まずい…さっきまでこっそり助け船を出してくれていた夫はもう眠ってしまった…お前……
その後「ル…ル…」と言いながら号泣する娘を10分ほどかけて説得し、特別措置で「ルーレット」という助け船を出し、少し続けたところでようやく泣きつかれて寝てくれた。
ほんとさ…みんなどうやって寝かしつけてるんだろう?今日もがんばろうね。
ちなみに娘は「ル」の発音がいまいち苦手で「リュ」とか「ギュ」って言っちゃうんだよ。かわいいよね。おしまい